『アクテオン』

Actéon

台本/シャルパンティエ(?)
音楽/シャルパンティエ
ジャンル/牧歌劇
初演/1684年(?)
ギーズ公爵夫人

解説

1684年と言えば、まだリュリの生前で、王立音楽アカデミー以外ではオペラの上演は不可能だった頃であり、おそらくシャルパンティエが当時仕えていたギーズ公爵夫人(マリ・ド・ロレーヌ)のマレ館で私的に上演されたのだと思われる.

第一幕

アクテオンと狩人たちが森の困り者となっている熊を追って、森にやってきた.アクテオンが狩の女神ディアーヌに、上手くしとめられるようにと願いを立てる.すると囁くような音が聞こえて、彼らを導いてくれる.

第二幕

ディアーヌがニンフたちと一緒に現われ、泉で湯浴みをする.ディアーヌが湯浴みするこの場所は、ダフニスとイヤールが愛の情熱に燃える恋人たちの来るところではないと歌う。ディアーヌは、愛を拒否する純潔の象徴だからだ.アルテビューズがニンフたちに、愛の神は鎖を花々で隠してひきつけようとするから、気をつけろと歌う.

第三幕

アクテオンは疲れて、仲間と離れて、一人静かで穏やかな場所の糸杉に上がって休憩する.ふとディアーヌとニンフたちが泉で湯浴みをしているのを見る.彼はもっと近くから見ようとして、身を隠すが、その物音にディアーヌが気づき、発見される。アクテオンは自己弁護を試みるが、ディアーヌは納得せず、ディアーヌはアクテオンが見たことを言いふらすことができないように、牡鹿に変えてしまう。

第四幕

水に映った自分の姿を見て、牡鹿になってしまったことに気づいたアクテオンは、絶望する.

第五幕

狩から帰ってきた狩人たちがアクテオンに夢から覚めろと呼びかけるが返事がない.猟犬たちが一匹の牡鹿(アクテオン)を追い詰めている光景に一同が喜びの声をあげる.

第六幕

ジュピテルの妻ジュノンがアクテオンは鹿に変えられて、彼の猟犬たちに殺されたことを狩人たちに伝える.狩人たちは悲しみと苦しみを歌う。

ディスコグラフィ

HMA 1951095
オーケストラ/Les Arts Florissants
指揮/ウィリアム・クリスティー
アクテオン/ドミニック・ヴィス
ディアーヌ/アニェス・メロン
ジュノン/ギユメット・ローランス
アルテビューズ/ジル・フェフドマン
イヤール/フランソワーズ・ポー

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