『ピグマリオン』

Pygmalion

台本/バロ・ド・サヴォ
音楽/ジャン=フィリップ・ラモー
ジャンル/アクト・ド・バレ
初演/1748年
再演/1781年まで

あらすじ

ラモー特有の端正で調和のとれた序曲(このなかにはピグマリオンが彫像にのみをあてるときの小刻みな動きを表すかのような速いパッセージがある)のあと,舞台はピグマリオンのアトリエである.
  ピグマリオンは,自分が作った彫像に恋してしまったのを,キューピッドの仕業として,嘆く.そこにピグマリオンの恋人であるセフィーズが登場し,ピグマリオンが自分をほったらかしにしているのは,彫像の虜になっているのだということを確かめて,激怒して,立ち去る.
  ふたたび一人になったピグマリオンが彫像への激しい気持ちをもらす.そのとき「優しく妙なるサンフォニー」がきこえてくる.キューピッドが彫像の上で松明を振ると,彫像が動き出す.彫像が台座から下りて,「私は何を見ているの? どこにいるの? そして何を考えているの? どこから動く力が来たの?」と口をきく.ピグマリオンは驚く.彫像はピグマリオンの存在に気がついて,「神が私に命を与えたのは,あなたのためだけだったのです」と語りかける.
  そこにキューピッドが現れ,こうしたことをしたのは自分であると告げる.そして遊びの神と笑い神に呼びかけて,キューピッドの仕事の仕上げをするように頼む.
  三人の美神が笑いの神と遊びの神とともに現れ,さまざまな性格の舞曲によって,彫像に教育を施す.ここでガヴォット,メヌエット,シャコンヌ,パスピエ,リゴドン,サラバンド,タンブランなどが踊られる.
  最後に,ピグマリオンと村人たちがキューピッドの勝利を歌い,最後にコントルダンスを踊って,終わる.

ディスコグラフィ

Deutsche harmonia mundi BVCD-5007(77143-2-RG)
オーケストラ/La Petite Bande
指揮/グスタフ・レオンハルト
合唱/パリ・シャペル・ロワイヤル合唱隊
ピグマリオン/ジョン・エルウィス
セフィーズ/ミーケ・ファン・スレゥス
彫像/フランソワ・ファンヘッケ
キューピッド(愛神)/レイチェル・イェーカー

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